新橋のパワースポット愛宕神社で御朱印。KinKi Kidsも上った出世の石段

6/15放送のKinKi Kidsのブンブブーンでパワースポット特集を放送していて、こちらの愛宕神社が紹介されていましたね。

KinKi Kidsのお二人とTHE ALFEEの高見沢さんが上っていました。

私はお寺や神社巡りは好きで一時期は出かける際には御朱印帳を持ち歩いていたことがあります。

そこで、新橋周辺に出かける用事があったのでどこか神社に立ち寄ってお参りしてこようと思いました。

新橋駅周辺で御朱印をもらえる神社については前の記事で調べました、

愛宕神社に出かけてみよう

愛宕神社は新橋駅から虎ノ門ヒルズの方向へ20分ほど歩いたところにあります。

新橋駅からだと「愛宕神社がある愛宕山は標高25.7メートル。天然の山としてはこれは23区内で一番の高さ」というところが気になってここに行ってみることにしました。

地下鉄日比谷線「神谷町駅」からだと歩いて５分ほどで行けます。

ビルなどの高い建物が続く通りを抜けると、ビルの間から緑に囲まれた小高い山が見えてきました。

オフィス街にこんな所があったんですね。

愛宕神社の「出世の石段」

この神社ですが、エレベーターでもあがれるというのを見て、上るのが大変そうならエレベーターで上がろうかなと思っていました。

しかし、エレベーターを探して歩いていたのですが、エレベーターを見つける前に目に入ったのは結構な勾配のある急勾配石段。。。

これは神社に上がる石段かな？と思って見ると「出世の石段」と書いてありました。。。

そんな名前の付いた階段なら上がろうかなと思いますよね。。。

この「出世の石段」は『男坂』と呼ばれている愛宕神社の坂です。別名を「出世の石段」と言います。

名前の由来は、江戸三代将軍の徳川家光が、愛宕山の満開の梅を目にして「だれか馬であの梅を取って来い！」と命じました。

石段が急なので誰も行こうとしなかったところ、四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎（まがき・へいくろう）という者が一人、馬で上がって梅をとって戻ってきて家光公へ届けました。

この事で平九郎は家光公より称賛され、『日本一の馬術の名人』と讃えられ、その名を一日にして全国に轟かせたことから、この石段は「出世の石段」と呼ばれるようになったとのことです。

それ以来、この「出世の石段」を登ると仕事運アップ・出世運アップのご利益があると言い伝えられてきて、今では多くの人がこの石段を登っています。

「出世の石段」の傾斜は約40度です。

一段が約20センチ以上で階段は86段あります。

この石段は５年ほど前に、木村拓哉がスマスマのスペシャル番組で「全力坂」と称し港区の坂５０本を駆け上がるという挑戦の中で、最も過酷だったという「男坂」だそうです。

ここを駆け上がるなんて流石ですね。

階段の真ん中に左右を分けるチェーンがはってあり、掴まるには頼りない感じです。

端にある手すりがあり、そちらに掴まりながらあがることはできます。

私も上り始めは頑張ったのですが、半分ほど上がったところからは手すりのお世話になりまして、なんとか上がることができました。

上からみると更に高さや勾配がよくわかり、ここを馬であがるなんて凄いことだなと改めて思いました。

緑いっぱいの境内で御朱印待ち

まだまだ令和に入ったばかりということもあって御朱印をいただける窓口周辺には御朱印待ちの人だかりが。。。

お参りも20分ぐらいの行列ができていました。

境内の中は緑がいっぱいで見上げると緑の間から青い空が見えてとても清々しい景色を楽しむことができました。

池もあって鯉がたくさん泳いでいて１００円で餌をあげることもできます。

平九郎が手で折ったとされる梅の木もちゃんと残っていますよ。

社殿の手前の左側には「招き石」といわれている石がありました。石の後ろには「この石を撫でて福を身に着けてください」との看板が立っていたのでたくさん撫でてきました。

社殿をお参りしたあと、御朱印で30分ほど待ちましたが、池の周りを見て回ったり、弁財天社や稲荷社神社など末社もありますし見て回るには足りないくらいでした。

帰りの女坂にもご利益がある？

一通りお参りが終わり、御朱印もいただいたので帰ろうと思い、先ほど上ってきた石段へ向かいましたが。。。

石段の前に来て、出世の石段を下りてもいいものだろうか。。。？と思い、他の帰り道が無いのかなと探してみました。

それで見つけたのが女坂です。

この女坂にも良縁に恵まれるというご利益があるそうです。

全国で「男坂」と「女坂」がある神社はたくさんあり、ゆっくりと女坂を下りることで、女性らしいパワーをもらえるとも言われます。

女坂のほうもかなりの勾配でした。

どちらから上がっても疲労度は変わらなそうな感じでした。

また人が少なくなった頃にゆっくり再訪したい場所ですね。