ヤヌスの鏡のあらすじ!34年ぶりに桜井日菜子で復活!

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TVネタ

懐かしいドラマの名前が飛び込んできた。

ヤヌスの鏡」もう34年も前になるんだ。。。ということは若い方はこのドラマを知らないって方もいるということなのかな??

懐かしいのでどんな話だったか振り返ってみたいと思います。

毎週水曜日の夜8時は楽しみに見ていたし、再放送も何度もみた。それが桜井日菜子さんで34年ぶりに復活。。。

フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」で2019年8月に配信開始予定。

現代版の不良ってどんな感じになるのか凄く楽しみです。

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ヤヌスの鏡ってどんなドラマだった?

原作は宮脇明子さんの漫画で、週刊セブンティーンで1981年から1982年に連載されていました。

この原作の大ファンだった伊藤かずえさんは当時この時間帯のドラマの常連出演女優さん。この漫画の主演を演じたいとプロデューサーへ提案。

しかし他のドラマ(ポニーテールは振り向かない)への起用を考えていたプロデューサーは当時新人の杉浦幸さんを起用した。

棒読みの台詞とか、大げさな表現とか笑ってしまうんだけど続きが気になって見てしまうドラマでした。

内容的には、金持ちのお嬢様である主人公【小沢裕美】が実は二重人格で、あるきっかけごとに普段とは正反対の凶暴で手のつけようのない不良少女【大沼ユミ】
と化し、夜な夜な街で大暴れするというストーリー。

当時は俗に言う、ヤンキーブームですごく長いスカートに手にはチェーン。。。もじゃもじゃの茶髪とか今では考えられないけど当時の王道スタイルでした。

唐沢寿明さんも超端役で出ていました。

“きのう 夜11時、あなたは どこにいましたか?”と、きかれて思わずビクとした人は、ノーマルです。「もちろん眠っていたわ。どうして」と答えたあなたはアブです。 だって、ちょうどその時刻、あなたは渋谷の公園通りにいたじゃない。不思議なことが次つぎ起きる。 見知らぬ人が自分めがけて近づいてくる。 スゴク怖くて面白い学園ドラマ「ヤヌスの鏡」。 12月4日の夜8時、ホントのあなたに会わしてあげる。 (番組宣伝資料より)

古代ローマの神・ヤヌスは、物事の内と外を同時に見ることができたという。この物語は、ヤヌスにもう1つの心を覗かれてしまった少女の壮大なロマンである。もし、あなたに、もう1つ顔があったら・・・。(オープニング・ナレーションより)

出典wiikipedia

椎名恵さんが歌う主題歌「今夜はエンジェル」も印象的でした。

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キャスト

小沢 裕美(杉浦幸)大沼 ユミ(杉浦幸 2役)声(野口早苗)

渋谷区に住む、都立緑ヶ丘高校に通う2年生。躾の厳しい祖母に育てられました。平時は気弱で大人しい優等生だが、祖母の折檻を連想させるショックを受けると、凶悪な大沼ユミという別人格に豹変してしまう。

あまりにも演技が下手すぎて苦情が出てしまい、ユミのシーンのみ代役を立てようにもそのような役者が見つかる保証も無かったことから、苦肉の策としてユミの台詞については声優が付けられることになり、ユミの声として野口早苗が起用された。

堤 邦彦(山下真司)

裕美たちが在籍する2年C組担任で、国語教師。裕美とユミが同一人物であるということに最初に気付くが、常に裕美とユミを温かく見守る。不良たちにどれだけリンチされようが絶対に手をあげない為、生徒たちからは腰抜けと揶揄され、ユミからも軽蔑されるが、その理由は邦彦の過去に原因があった。

河本 達郎(風見慎吾)タッチン

夜の街を我が物顔で闊歩しているユミに一目惚れした家出少年。高校を中退し、自動車整備工場で働いている。裕美の異母弟。

東 涼子(大沢逸美)

野獣会会長。生まれてすぐに東京駅のコインロッカーに捨てられ、天涯孤独で養護施設で育ったためユミを他人と思えず、妹分のような目で見ているが、ユミの罠にはまり裏切られてしまう。ユミへの復讐を誓い、鑑別所から脱走する。

小沢 一樹(前田吟)

裕美の養父で裕美の自殺した母親の弟。公民館の館長。

小沢 初江(初井言榮)

裕美の祖母。合気道などの古武道を嗜む。裕美自身のためと言いながらも、家名や世間体ばかりを気にしている冷酷な性格の持ち主。小沢家では全ての権限は初江に握られており、初江の発言は絶対であり誰も逆らえない。裕美には幼少期から冷たい態度で臨み、由紀子を罵り激しく嫌悪する。

阿部 純子(河合その子)

裕美のクラスメイトで親友。良き理解者であり、裕美の窮屈な生活スケジュールを心配している。

竹中 明夫(竹内力)

裕美のクラスメイトで、純子のボーイフレンド。

長田 直美(長山洋子)

ロマンチックな性格で裕美のクラスメイト。純子とともに裕美のことを心配している。

栗田 圭子(賀来千香子)

緑ヶ丘高校の英語教師。堤に想いを寄せている。堤は大学の先輩で、堤の亡くなった奥さんの七七子とは大学時代の親友。

 

ドラマのあらすじ

主人公の小沢 裕美(おざわ ひろみ)は優等生の高校生。

裕美の母が高校生だった時、交際相手の子を妊娠。その交際相手である男からも捨てられてしまう。
裕美の母は、両親の諌めにも耳を貸さずに、裕美を私生児として出産。

その後、あることが理由で赤子の裕美を残して入水自殺をし他界してしまう。
そのことが深い傷となり、祖母は裕美に対してすごく厳しく育てる。

厳しい祖母に育てられ、裕美はずっと自分の心を強く抑圧して過ごすのだけど、それがある日から違う人格である大沼 ユミ(おおぬま ユミ)に変わるようになる。

変わってしまうスイッチは。。。

祖母に受けた厳しい躾を連想させる
・ガラスなどの割れる音やシーンの目撃
・叩かれたり叩かれているところを目撃
・お香の匂いを嗅ぐ事

等によって、スイッチが入り、もう一人の人格である大沼 ユミ(おおぬま ユミ)と変わってしまうのです。今では珍しくない多重人格の少女という設定ですが当時はこの多重人格でもう一人のことを知らない、覚えていないという設定は衝撃的でした。

主人公は合気道を習っていたので喧嘩がめちゃめちゃ強かった。

普段は真面目で気弱な優等生・裕美が、突然、別人格である凶悪な不良少女・ユミになり、夜の繁華街を我が物顔で闊歩し、暴走族などを相手に合気道の技を使って大暴れする。

そんな裕美とユミの姿を通して、誰もが抱える変身願望と多重人格の恐怖を描くサスペンス調の学園ドラマ。設定は喧嘩ばっかりして悪い不良なんだけどやってることはやや正義の味方よりな感じでした。

複雑な愛憎劇と裕美の変化が面白かったです。

34年前の最終回

以下はネタバレになる可能性があります。

今回リメイクされる内容と同じかもしれないし違うかもしれませんので、見てから知りたい方は読まないほうがいいかもしれません。

 

病に伏せた祖母の初江は親族や関係者を集め、娘が自殺した経緯などの過去を全て告白します。その最中に急に病状が悪化し「死にたくない」と悶えながら息絶えます。

裕美は祖母の死に悲鳴を上げながら部屋を飛び出し、皆が裕美を追う中、ユミに変身。ナイフで人を殺しそうになったところに堤先生が捨て身で向かってきて、「さあ、俺を刺せ!」と立ち向かってくる。

するとユミは「出来ないよ。だってそうしたら、先生が死んじゃうじゃないか!」って、泣くんですよ。で、自分から人格統一を願って、ユミが消える。

野獣会会長の涼子(大沢逸美)は永遠の敵であるユミが消滅したことを目の当たりにして自分もその場から立ち去ります。タッチン(風見慎吾)の「会長さん、何処へ?」の問いかけに「北風に聞いてほしいねえ」と一言残しそのまま姿を消しました。脱走中だったのですがそこにいた進藤刑事(蟹江敬三)には逮捕されず。

その息子のストーカー進藤さん(宮川一朗太)は父親に「もう一度やり直す」と約束して、予備校通い。

タッチン(風見慎吾)は更生しシェフ見習いになり、裕美は普通の元気な高校生の生活に戻ります。

堤先生(山下真司)が故郷に転勤することになり、裕美は堤先生の乗った新幹線を必死で追いかけ、たどり着いた橋の上から走り去る新幹線に「先生、さようなら」と涙を流すところで終わりました。

「小沢裕美 17歳 君の人生はまだ始まったばかりだ」とテロップで最後のメッセージのようにでていました。

まとめ

なんか書いていてもう一回見たくなりました。

凄く中身の濃いストーリーなんだけど、見れば見るほど当時の時代感が浮いた感じになってきて、突っ込みどころ満載のドラマでした。

このドラマがどんな感じでリメイクされるのか楽しみです。

当時を知ってる人も知らない人も楽しめるといいなと思います。

 

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