白い巨塔って小説とドラマで内容は違うの?

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TVネタ

岡田准一主演でドラマ「白い巨塔」が5夜連続で放送されました

つい最近、ドラマ「白い巨塔」が岡田准一主演で放送されて話題になりましたね。

5話連続放送で連日高視聴率を記録したそうです。

第1夜(22日放送)=12・5%

第2夜(23日放送)=11・8%

第3夜(24日放送)=12・2%

第4夜(25日放送)=13・5%

第5夜(26日放送)=15・2%

(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)

原作の小説について

 

原作は結構前に書かれた小説なんですね。

作者は山崎豊子さんで「白い巨塔」は1963年9月15日号から1965年6月13日号まで、『サンデー毎日』で連載。

当初、第一審までで完結の予定であったが、読者からの反響が予想外に大きかったため、1967年7月23日号から1968年6月9日号にかけて「続・白い巨塔」を『サンデー毎日』に連載。

正編は1965年7月、続編は1969年11月にそれぞれ新潮社から単行本として刊行されたようです。

 

確かに。。。第一審の判決までで話が完結してしまったら、後味が悪すぎる。。。

 

作者としては不本意な思いもあったようですが続編ができたのは読者としては良かったですし、続編がなかったらここまで何度もドラマや映画でリメイクされなかったかもしれないですね。

そしてこの小説は「インフォームド・コンセント」訴訟について医学会では一種のテキスト的な扱いを受けているそうで今の医学界にはなくてはならない大事な問題の見直しにもなりましたね。

私が初めて見たドラマは唐沢寿明さんが主演のドラマでした。2003年から2004年にかけて放送されました。

私も毎回毎回楽しみに見ていました。

あの回診の場面は印象に残りますよね。

平均視聴率 23.9%、最高視聴率は32.1%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

凄い人気だったのがわかりますね。

 

16年前か。。。

 

でも、今回のドラマをみるにあたって前回の内容や結末を私はすっかり忘れてしまっていました。

小説とドラマで違っていたところ

結構、リメイクのドラマや映画って原作と設定や結末が違ったりしますよね。

 

今回のドラマが凄く良かったので原作ってどうなんだろう?

前回のドラマってどうだったんだろう?と気になったので少し調べてみました。

基本的には原作に忠実に作られている印象でしたが、現代医学の進歩にあわせているのか、原作では胃がんでしたが、2003年のドラマでは食道がんになっており、今回のドラマではすい臓がんとなっていましたね。

原作では財前へ病気の告知をなかなか伝えず。。。里見に検査を頼んで内視鏡をしても本人には胃潰瘍と告げ、本当の病気を知ったのは亡くなる前でしたね。それも当時はそうすることが多かったのかもしれませんね。

現在のドラマでは本人に告知しないと治療をしできなかったりするので隠したい家族や病院はなかなか治療に踏み切れず、本人が察して里見の所へ行きCTですぐ結果を本人が知ることになりました。

原作では最後に書いた手紙が教授へ渡されましたが、2003年のドラマも今回も里見に渡していました。

細かな登場人物なんかはもう少し設定が変わっているものもあったようですが、あの長い小説、前回のドラマは大河ドラマ並みの長さ。

それを5日間に上手くまとめて新たに人の心にずしっと何かを残す、人の命について考えさせられる内容だったと思います。

次の記事であらすじと感想を書きたいと思います。

 

 

 

 

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