RPAツールの決定版!WinActorのVer6.0.1がリリース!!その特徴についてまとめてみた!

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仕事

前回RPAツールの「WinActor」についてご紹介しましたが、つい先日メジャーバージョンアップがされたので早速触れてみました。

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WinActor Ver6.0.1リリース!

NTTアドバンステクノロジ株式会社は、WinActorのメジャーバージョンアップとして、2019年5月31日に新版「WinActor Ver.6.0」の提供を開始しました。
しかし少々不具合が発生したので、6月14日に「同 Ver.6.0.1」をリリースしました。

WinAcotr Ver6.0(6.0.1)で新たに追加された機能

私自身もまだ全てを触ったわけではありませんが、新規実装された機能を紹介します。

 

Google Chrome操作自動記録

これまでIEでしか使えなかった、操作の自動記録(録画)をGoogle Chromeでもできるようになりました。

これは良いですね!いままでIE以外のブラウザはブラウザ関連ライブラリから作成する方法だったので簡単になります。
最近は企業でも標準ブラウザがChromeというケースもあるので作業効率が格段に上がりそうです!

Firefox自動操作

ブラウザ関連ライブラリで、既存のChrome、Edgeに加えて「Firefox」の操作が可能になりました。

個人的には一番嬉しい機能でした!!実はSFAとかが結構firefoxで稼働することが多くて、エミュレーション操作での自動化は実務では結構厳しいなと感じていたので…

メール受信機能

受信専用メーラをWinActor内に組み込み型で準備することにより、Outlook等を利用しないでも、メール受信をトリガとしたシナリオの作成が容易に実現できるようになりました。

  

実は今までのWinActorはメールの受信って結構苦手で、メール受信から始まるロボット作成の場合は他RPAツールで開発してました。
私自身はまだ使用してませんが今後WinActor単体で完結できるのではと期待してます!
※近々に検証してまたレポートします!

画像マッチング精度向上

既存の画像マッチングに加え、高精度の「輪郭マッチング」を追加しました。異なるサイズの画像が認識可能となったため、解像度の異なる環境で画像マッチングの精度が向上します。

今までは画像マッチングだと、異なるPCで実行版を動かす際は解像度にかなり注意する必要がありましたが、この輪郭マッチングを活用することで拡大されたWEBページでも認識できそうですね!
私自信はいかに画像マッチングを利用しないでシナリオ作成するか意識していたので、多少なりとも負担が軽減できれば嬉しいです!

テキスト処理ツール「WinActorノート」

高度なテキスト処理を行うための専用ツール「WinActorノート」を追加開発しました。
WinActorのシナリオから本ツールへアクセスし、これまで困難であったメール本文、WebページのHTML等の長文に対しての、複雑なテキストの加工・抽出・利用が実施可能となります。

メール受信機能と連携しつつ活用できそうですね!

HTTPリクエスト用アクション追加

本アクションを使用することでブラウザを経由することなく、他システムに対するHTTPリクエストやレスポンスの取得が可能となります。

RESTful APIが必要なシーンで活用できそうですね。
※動作実績のある外部サービスとして、Salesforce.comがあるようです。

JSON形式変換用アクション追加

JSON形式のデータを変数に相互変換し、シナリオで使用することが可能となりました。

外部のWebサービスを利用する為に、RESTful APIと連携しつつデータを取得したり、AIなどのクラウドサービスを活用できますね!

ステップ実行機能

シナリオ作成時のデバッグ時に、ノード単位にステップ実行することが可能となりました。

ノードの名前・コメントの一括更新

シナリオの「ノード名」と「ノードコメント」をcsvファイルで一括更新できるようになりました。

ノードハッシュ値のエクスポート

複数のシナリオを比較するために、シナリオ中の「各ノードのハッシュ値」を、csvファイルにエクスポートすることが可能となりました。

フローチャートに付箋メモ付与

フローチャートに「付箋メモ」を設定することが可能となりました。

いつも名前に処理内容を記載してますが、より詳細の補足とかをコメントとして残すことで見直す時に分かりやすそうですね!
※前に作ったシナリオをよく見るときがあるのですが、どのような処理だったのかたまによくわからなくなるので…

 



RPAツールの決定版!WinActorのVer6.0.1がリリース!!まとめ

前回のバージョン(Ver5)の提供開始が2018年3月1日だったので、約1年3か月ぶりのメジャーバージョンアップでした!多くの機能が追加されたのでますます利用シーンが広がるのではないかと感じてます。私自身もこれから様々な機能を触ってみてレビューさせていただきます!しかし皆様からご質問/ご要望をいただくEdgeの操作自動記録は今回もなかったなぁ…

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