都内の有名なパワースポットの一つである愛宕神社では毎年6月23日24日に「ほおづき縁日」「千日詣り」があります。
「ほうづき市」は浅草が有名でははありますが、こちらの愛宕神社が発祥と言われています。
24日に「中祭式」という自分の厄を移した形代(ひとがた)を神社に納め半年間の厄を祓い清める行事も併せて行われます。こちらは年末の大祓いに対し、夏越し(なごし)の祓えと言います。
そんな「ほおづき縁日」の様子をお伝えしたいと思います。
「ほおづき縁日」「千日詣り」とは
ほおづき市といえば浅草寺が有名ですが、愛宕神社の方が歴史は古く発祥の地ともいわれています。
参拝すると千日分のご利益があるといわれる、もっともご利益の多い日を「千日詣り」として毎年この日に2日間行っています。その縁日にお祓いをしたほおづきが売られています。それがほおづき縁日です。
この両日に社殿前にしつらえた茅の輪(ちのわ)をくぐってお参りすれば千日分の御利益(ごりやく)があると昔から多くの人が参拝に来ていました。
ほおづきは昔は薬草として使われており、愛宕神社の境内で自生してていたほおづきを飲めば子供の夜泣きや婦人病などに効くと言われていました。
現在はお祓い済みのほおづきを受けると特別に社殿の中で本人もお祓いしていただくことができます。
愛宕神社へは出世の石段?他に上がる方法は?
愛宕神社へはかなりの急勾配の石段を上がっていくのですが、こちらの石段は「出世の石段」と言われている有名な石段です。Kinki kidsや木村拓哉さんもテレビ番組で登っていました。

女坂と言われるこちらの石段より勾配がゆるやかな階段もありますが、お天気も悪いし、ちょっと階段はしんどいな。。。という方は石段を正面に見て左手に進んでいくとトンネルがあり、その入り口に神社へのエレベーターもありますのでそちらを利用されるのも良いかと思います。
24日は中祭式で半年分の厄払い
こちらは自分の厄を移した形代(ひとがた)を神社に納めると半年間の厄を祓い清めてくれると言われています。
この型代は社務所にて5枚1000円で購入します。
お詣りする本殿の横に記入する台とそれを納める樽が用意されていますので名前と生年月日か年齢を記入して息を吹きかけてから桶の中に納めます。
これで半年分の厄払いができます。
ほおづきのお値段は?
ずらりと社務所の周りを取り囲むように置かれている大量のほおづきの鉢植え。これが売り切れることもあるとのことなので、期間中はかなりたくさんの人が訪れるんですね。
こちらで販売されているほおづきはお祓い済みで1鉢2200円です。実が赤くなり始めたものや、まだまだ青いもの、小ぶりなものなどなど好きな鉢を選んで縁日の方に渡すとカゴにいれてビニールに入れてくれます。
こちらのほおづきを受けると、特別に本殿の中へ入ることができ、ほおづきを受けた方も中でお祓いをしていただくことができます。
この日限定の御朱印もあり
愛宕神社 ⛩
千日詣り ほおづき縁日#御朱印 pic.twitter.com/YCiLrk7Aqt— しぇりー ಇ⃛ (@duffy_mm) 2019年6月23日
私は御朱印帳を忘れてしまいました。。。こちらの神社では紙での御朱印は受け付けていませんので、御朱印帳を忘れずに持って行きましょう。
日曜日はかなりの人が待っていました。
出世の石段のオリジナルの御朱印帳にも惹かれました。
暗くなるとライトアップも
愛宕神社⛩千日詣り🙏🏻
しっかりお願い事してきました☺️✋🏻
明日までなのでお近くの方は是非お詣りしてみてくださいm(_ _)m#愛宕神社 #千日詣り #ほおずき市 pic.twitter.com/5G3F2LrRgW
— Garcia (@xnydna) 2019年6月23日
愛宕神社のほおずき市&千日詣り。
初日は無事にライトアップも楽しめました。
両側の提灯に加え、7時からは真ん中の竹灯籠に火が灯りました。
雨でなくてラッキー! pic.twitter.com/MaBN35qU9V— linlin (@tw_linlin) 2019年6月23日
今回は時間が無くて断念しましたが是非次回は暗くなってから行きたいと思います。
愛宕神社のほおづき縁日のまとめ
この日に参拝すれば1000日分のご利益があり、24日は半年分の厄払いをすることもできる愛宕神社のほおづき縁日。是非この期間を逃さず訪れたいパワースポットの一つです。
多くの人が来て参拝には長い行列を作っていました。
鉢植えは育て方の紙も一緒に入れてくれます。直射日光は避けたほうがいいようです。まだまだ実が青いので長く楽しめると思います。
カゴに小さな風鈴などを飾っても素敵だなと思いました。
7月には浅草のほおずき市がありますのでそちらについても書きたいと思います。
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